卒業生、修了生の活動

看護学部卒業生の活動

 現在は、広島市内にある中電病院の産婦人科病棟に勤務しています。病棟には、正常に出産される方だけでなく、切迫早産、高血圧症候群など妊娠経過に異常がある方や、子宮がん、卵巣腫瘍など婦人科疾患を抱えた患者さんも入院しています。化学療法や手術件数も多く、在学中には深く学べなかったことを臨床で勉強しています。また、病棟ではチーム毎に様々な活動を行っています。私の所属している母乳チームでは、母乳育児推進のために、今は昼間しか行っていない母児同室を完全母児同室にしていくことを目指し、学習会を開催したり、母親学級の改善に取り組んだりしています。この活動に学生時代の実習や研究が大いに役立っています。特に、助産実習の時に「赤ちゃんに優しい病院」(BFH)に認定されている病院で学んだ母乳育児の基本は、新しい取り組みへのヒントになっています。また、BFHで行われていたことをスタッフにも伝えたりしています。臨床で働きだしてから、学生の時の実習病院で学んだことの有り難さを改めて実感しています。

平成22年度 看護学部卒業 石田紗世

看護学部卒業生の活動

 助産師として働き始めて早4年になります。学生の時にたくさん勉強してきたはずなのに、臨床に出ると分からないことだらけで、落ち込んだこともたくさんありました。同期と共にがむしゃらに頑張り、先輩から多くのアドバイスをいただき、家族や友達に励まされながら、何とかここまで来ることができたと思っています。今までに153人のベビーに出会うことができ、ママから「斧田さんに取り上げてもらってよかった」という温かいお言葉をいただけるようになりました。まだまだ未熟な点が多く、反省する日々ですが、これからも頂いた温かい言葉や素敵な出会いを胸に、お産と向かい合っていきたいと思っています。

平成20年度 看護学部卒業 パルモア病院 斧田美由貴

博士後期課程修了生の活動

 昨年10月に男の子を出産し、最近は育児と家事ばかりの毎日です。これまで仕事中心で、自分のペースで進めてこれた私にとって、かなり異文化体験です。生後2週間を過ぎた頃から遊びを求めるようになり、子どもの生活に「遊ぶ」ということが本当に重要なのだということを実感しています。遊ぶ経験の少ない私は、こんなんでいいのか?と思いながら遊んでいます。自分の1日の中で「遊ぶ」が大きな割合を占め、歩みを止めている博士研究論文発表などが頭によぎりつつ、職場復帰もにらみつつ、家族と自分にとって最適な新たな時間バランスを探っているところです。

平成23年度博士後期課程修了 田村康子

兵庫県立大学 兵庫県立大学看護学部

兵庫県立大学看護学部生涯健康看護講座
兵庫県立大学大学院看護学研究科生涯健康看護分野

母性看護学領域
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