研究/活動業績

事例検討会

●2023年度 事例検討会の日程

 母性看護学領域では、母性看護の臨床で直面する事例に焦点を当て、その事例に関する問題や課題に対する具体的な解決を考えること、参加者自身の気づきや理解を深めることを目的に事例検討会を行っています。
例年は対面で実施していましたが、今年度はCOVID-19感染症の影響を考慮し、オンライン(Zoom)で実施をしています。

事例提供者
兵庫県立大学実習病院や、兵庫県内の病院・助産院・保健センターのスタッフ、卒業生・修了生など

開催日時
日程:開催が決定し次第、以下の事例検討会予定表にて更新します
時間:18:00~

開催場所
対面の場合:兵庫県立大学看護学部
(現在対面ではなく、オンラインで実施しています)

<2023年度 事例検討会 日程>

 

卒業生 ・ 修了生の皆様はどなたでも参加可能です。
事例を提供したい方や、参加したい方は、ぜひ下記までご連絡下さい。

本学事例検討会の記事が、「2012年助産雑誌9月号」に掲載されました。ぜひ、ご覧下さい。

事例検討会事務局
 兵庫県立大学看護学部 生涯広域健康看護講座
 助産師養成課程 沼田 富久美
 Tel&Fax:078-925-9441
 E-mail: fukumi_numata@cnas.u-hyogo.ac.jp
 ※@は半角に置き換えてください。

子育て支援講座

●子育て支援講座

2020年2月より、妊娠中の方と子育て中の方を対象とした講座を始めます。
テーマに基づいたレクチャーや参加者同士の交流会、助産師との個別相談会を開催し、妊娠中の方が産前から「子どもがいる生活」のイメージを持てること、子育て中の方が日頃の悩みを参加者同士で共有できること、些細な疑問や悩みを助産師に相談できることを目的としています。

子育て支援講座事務局
 兵庫県立大学看護学部 生涯広域健康看護講座
 母性看護学 川村麻由香
 Tel&Fax:078-925-9441
 E-mail: mayuka_kawamura@cnas.u-hyogo.ac.jp
 ※@は半角に置き換えてください。

●2022年度 オンライン子育て支援講座を開催しました

子育て交流ひろば:るんるんルームとのコラボレーション企画
子育て支援講座を開催しました

 昨年度に引き続き、子育て交流ひろば「るんるんルーム」とのコラボレーション企画 オンライン子育て支援講座『がんばりすぎない子育てのすすめ~赤ちゃんの睡眠について学ぼう~』を2023年2月16日(木)に開催しました。たくさんの方にお申込みいただき、子育て中のお母さん16名にご参加いただきました。
 講座の前半は「赤ちゃんとお母さんの睡眠」をテーマに、「赤ちゃんの睡眠の特徴」、「赤ちゃんの眠る力の発達」、「赤ちゃんとお母さんがよく眠るためのヒント」についてお話しました。後半は、小グループに分かれて座談会を行い、お母さん同士で「睡眠」に関する悩みを共有し、互いにアドバイスし合う様子がありました。参加者より「自分と同じような悩みをもっているママがいると知り、深く考えずマイペースで頑張ろうと思えた」といった感想をお寄せいただき、『ひとりじゃない』と感じる時間を過ごすことができました。
 今後も継続して、母親同士がつながりを持つ貴重な場を提供していけるように取り組んでいきたいと考えています。

●2021年度 オンライン子育て支援講座を開催しました

子育て交流ひろば:るんるんルームとのコラボレーション企画
子育て支援講座を開催しました

 昨年度に引き続き、子育て交流ひろば「るんるんルーム」とのコラボレーション企画 オンライン子育て支援講座『がんばりすぎない子育てのすすめ~赤ちゃんの睡眠について学ぼう~』を2022年2月1日(火)に開催しました。

 たくさんの方にお申込みいただき、子育て中のお母さん25名にご参加いただきました。

 はじめに話題提供として「赤ちゃんの睡眠」をテーマにミニレクチャーをおこないました。赤ちゃんの睡眠に関するお困り事に役立つ知識として、「赤ちゃんの睡眠の特徴」、「赤ちゃんの眠る力の発達」、そして「赤ちゃんとお母さんがよく眠るためのヒント」についてお話しました。残りの時間は、小グループに分かれて参加者同士の交流会をおこないました。今回のテーマである「睡眠」について困っているお母さん、その他の育児に関する悩みを抱えているお母さんがお互いの悩みを共有し、「同じ悩みを抱えている人がいると知って、安心しました」などの感想もお寄せいただき、ひとりじゃないと感じる時間を過ごすことができました。長引く新型コロナウィルス感染症の影響を受け、「ママさんたちとの交流がない中、とても楽しくお話でき、短く感じました」という感想もいただき、コロナ禍だからこそ、子育て中のお母さん方を孤立させてしまわないよう、交流する機会を作ることはとても大切だと感じました。最後に、ご希望者には個別相談を受付け、助産師が1人ひとりのご相談に対応させていただきました。

 私たち運営スタッフも、参加者のみなさんとともに温かい時間を過ごすことができました。今後も継続して、母親同士がつながりを持つ貴重な場を提供していけるように取り組んでいきたいと考えています。

●2020年度オンライン子育て支援講座を行いました

子育て交流ひろば:るんるんルームとのコラボレーション
子育て支援講座を行いました

 子育て交流ひろば「るんるんルーム」とのコラボレーション企画として、オンライン子育て支援講座『がんばりすぎない子育てのすすめ~赤ちゃんの泣きについて学ぼう~』を2021年2月3日(水)に開催しました。

 妊娠中の方と子育て中の方、合わせて9名の方にご参加いただき、妊婦さんと子育て中のママと助産師(スタッフ一同)が共に温かい時間を過ごすことができました。はじめに話題提供として「赤ちゃんの泣き」をテーマにミニレクチャーを行い、赤ちゃんの泣きへの向き合い方・夜泣き・泣きに対応するためのヒントについてお話しました。残りの時間は、2グループに分かれて参加者同士の交流会を行いました。今回のテーマである「泣き」について困っているママ、その他の育児に関する悩みを抱えているママがお互いの悩みを共有し、「みんな同じような悩みを持っている」ということを知り、一人じゃないんだと感じる時間を過ごすことができました。妊婦さんからは子育て講座に参加することで、赤ちゃんと過ごす生活を知ることができてよかったとの感想もありました。また、子育て中のママにとって月齢が違う子どもを育てる母親との交流は、貴重な情報交換の場になっていました。もっとお話ししたかったという感想もいただき、コロナ禍だからこそ、妊娠中からの子育てイメージを育み、子育てママを孤立させてしまわないよう、交流する機会を作ることはとても大切だと感じました。
 今回、場の空気感を感じにくいというオンライン開催のデメリットはありつつも、日頃使っているおもちゃを見せ合ったり、それぞれの場所で自由にお子様と遊びながら参加したりとオンラインならではの可能性も感じました。今後も、妊娠中から子どもがいる生活を知る機会、そして母親同士が出会う場を提供していけるように継続的に開催していきたいと考えています。

●2019年度子育て支援講座を行いました

 子育て支援講座「がんばりすぎない子育てのすすめ~赤ちゃんの泣きについて学ぼう~」を2020年2月14日(金)に、あかしこども広場多目的ホール(パピオス5階)で開催しました。
 妊娠中の方と子育て中の方、合わせて5名の方にご参加いただき、赤ちゃん達も一緒に、和やかで笑顔の絶えない会となりました。第1部は、遠藤助教、相澤助教が「赤ちゃんってなぜ泣くの?」をテーマに、赤ちゃんの泣きへの向き合い方、夜泣き、泣きに対応するためのヒントについてレクチャーを行いました。第2部は、交流会「お困りごと解決会議」と題して、参加者個々のお困りごとについて、教員(助産師)5名も含めた全員で解決策を考えました。交流会終了後には、離乳食や育児に関する個別の相談を行いました。参加者の皆様からは「交流タイムの話が楽しかった」「みんな同じような悩みを持っていることが分かり、気持ちが楽になった」「他のお子さんのお母さんや赤ちゃんんと関わることができてよかった」等の感想をいただきました。
 今後も、このような母親同士が出会うことができる会を継続的に開催していきたいと考えています。

まちの保健室「女性のための健康相談室」

これまで定期的に開催してきました地域ケア開発研究所内での「女性のための健康相談室」は、2018年7月をもって終了しました。今後は、「出張:女性のための健康相談室」として、明石看護キャンパスで行われる「けやき祭」などで開催する予定です。

2002年9月に、まちの保健室「女性のための性やからだの看護相談室」を開始し、2008年10月より、名称を「女性のための健康相談室」へ変更しました。

 母性看護学領域に携わる教員は、母性看護学専攻大学院生と共にまちの保健室「女性のための健康相談室」を行っています。これは、地域の女性が抱える健康問題/課題を明らかにするための研究の一環として行っています。女性の相談を受け、女性が抱える健康問題/課題に加え、相談を通して行われた看護や相談者に見られた反応が明らかになっています。

 1.相談日時・場所
 「出張:女性のための健康相談室」の開催が決まりましたら、ご案内します。
 2.相談内容
 授乳などの育児の問題や、妊娠・月経・更年期などの悩みについてご相談頂けます。
 3.相談員
 日頃から女性の健康の研究や教育に携わっている兵庫県立大学看護学部で母性看護学に携わる教員や大学院生(看護職)が誠意を持って対応します。相談者のプライバシーは十分に保護致します。
 4.費用
 無料
 5.これまでに数々の方々にご利用頂いてきました

「女性のための健康相談室」の相談件数

年度 電話件数 来所件数
2002年度 5 2
2003年度 12 2
2004年度 11 4
2005年度 13 4
2006年度 26 3
2007年度 4 0
2008年度 6 8
2009年度 1 10
2010年度 4 9
2011年度 3 1
2012年度 4 10
2013年度 0 6
2014年度 0 14
2015年度 2 7
2016年度 1 8
2017年度 1 3

 本相談室は、研究の一環で行っています。この研究は、地域で生活する女性の皆さんが抱える関心事や心配事を把握し、必要な看護ケアを明確にすることを目的としています。研究への参加は自由です。

女性のための健康講座

 2009年~2019年、西宮市が行う「女性のための健康講座」にて、講義「女性の身体の話」を行い、女性ホルモンバランスの重要性や、乳がん・子宮がん検診の必要性を伝えました。

受賞

日本母性看護学会第12回学術論文賞受賞

 兵庫県立大学看護学部母性看護学の岡邑先生が筆頭著者の研究論文が日本母性看護学会第12回学術論文賞を受賞しました。
 本研究は、母性看護学・助産師養成課程の教員ならびに母性看護専門看護師が共同で取り組んだ研究です。論文テーマは以下の通りです。興味のある方は、是非お読み下さい。

岡邑和子・槻木直子・金英仙・熊本妙子・中井愛・中山亜由美・角野美希・鎌田奈津・相澤千絵・川下菜穂子・増田秋穂・濱田恵美子・宮川幸代・工藤美子:外来通院中の切迫早産妊婦の早産予防のために行うセルフケアとセルフケア能力、日本母性看護学会誌、17(1)1-9、2017. 

兵庫県立大学 兵庫県立大学看護学部

兵庫県立大学看護学部生涯健康看護講座
兵庫県立大学大学院看護学研究科生涯健康看護分野

母性看護学領域
〒673-8588 兵庫県明石市北王子町13-71
TEL/FAX 078-925-9441

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